パリが一番華やかだったべル・エポックの時代。
貴婦人たちは、きらめくビーズのバックを手に舞踏会に出かけました。
アントル・ドゥ・ゲール(二つの大戦の間)に忽然と登場し、
消えていったメタルビーズの輝きは、
私にとってパリの輝きそのものでした。
街角の骨董品店で出会ったその時の胸の高鳴りは、
今も忘れることが出来ません。
私のパリのすべてを秘めて、
今日甦ったこの小さな夢を
ぜひ次の世代へと伝えていきたい…
それが私の夢なのであり願いなのです。